瀬谷区内の交通死亡事故ゼロの連続日数が、1月6日で550日に上った。この記録は過去最長。瀬谷警察署(山本義明署長)は、「今後も自転車事故や高齢者の事故防止を徹底していきたい」と話す。
瀬谷署によると、区内では死亡事故だけでなく、交通事故自体も減少傾向にあるという。
瀬谷区内で2011年の1年間、交通死亡事故が0だったことに加え、事故による負傷者も76人減少。交通事故の総件数は、2010年に比べて37件減少し、593件だった。
同署は「日々の取り締まりや警戒が功を奏した。結果として、日数や件数に現れているのでは」と話す。
区内で交通死亡事故が発生した2010年7月以降、同署と各ボランティア団体が連携し、街頭で事故防止の呼びかけを強化。中原街道や環状4号線など主要道路を中心に集中的に取り締まりを行っていた。
東日本大震災発生後の計画停電の際も、同署の職員らが信号付近を中心に、街頭に立つなどして警戒。事故の抑止に努めた。
1月23日現在、死亡事故ゼロ連続日数は更新中だ。
自転車運転に注意を
今後の課題は、「自転車事故と高齢者の事故」という。過去には区内で、自転車を運転中の高齢者の死亡事故も発生しており、警戒を強めている。
同署は、「歩道も車道も狭いところがあるので、ケースバイケースで安全に通行してもらいたい。歩行者が歩いてきたら、自転車から降りて通行するなど、マナーを遵守してもらえたら」と話し、「高齢者の事故が多いのも現状。特に安全に気を付けてほしい」と呼びかけている。
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