瀬谷の柔道道場「善道館」(伊藤吉治館長)の門下生・清田真由さん(南中学校2年生)が、2月5日に行われた神奈川県中学柔道大会新人戦女子52kg級の部で優勝を収めた。
昨年は1年生ながら市大会48kg級で優勝し県大会へ出場したが、怪我の影響もあり、思うような結果を残すことが出来なかった。悔しさを胸に挑んだ今年の新人戦。階級を上げ、52kg級で出場した。
市大会で優勝し、迎えた雪辱の県大会。市大会とは違った選手たちの力と気迫に、「気合だけは絶対に負けないように」と臨んだ。
出場者が多く、対戦までの長い間にも打ち込みでモチベーションを上げ続けた。
準決勝は苦手とする左組みの選手との対戦。「技がかけにくく、倒されやすい内股が上手な選手で手強かった」と振り返るが、技ありで勝利。決勝戦は背負い投げ一本で、鮮やかに優勝を勝ち取った。
勝って恩返しを
勝利への執念は「悔しさ」だけでなく、支えてくれる人たちのことを思う気持ちから。「家族が体重や食事管理の面で支えてくれた。(善道館の)伊藤先生も年末年始に稽古をつけてくれた。皆さんに勝って恩返ししたかった」。目標は、中学最後となる夏の大会での全国大会出場。「『清田は強いな』と言われるぐらい圧倒的な強さが必要。日々の稽古を信じてレベルアップしたい」と意気込んでいる。
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