瀬谷区さわやかスポーツ普及委員会の会長を務める 相澤 孝志さん 相沢在住 73歳
笑顔、笑顔でスポーツ普及
○…誰でも簡単に楽しくできるニュースポーツを”ヨコハマさわやかスポーツ”とし、インディアカ、ソフトバレーボールなど多くの種目の普及をはかる。会長職は今年度で11年目。これまで、体育指導員として長年活動するなど、地域のスポーツ振興に携わってきた。「委員の皆さんのご尽力のおかげでここまでやってこられました。私の役割は大したことはない。開会のあいさつで、長年参加し続けている方がおられるとか、今年も最高齢者の方が来られているとか、ちょっとした話題を提供するだけで皆さんに微笑んでいただければ。それが私の役目」と話す。アスリートの優劣を決めるのは精神力だといわれるが、スポーツを楽しめるかどうかも、やはり気持ちの問題であると、その笑顔が語っていた。
○…今年度から、地元相沢の地区社協会長も務める。「スポーツもお年寄り相手も声を掛け合うことが大事。話してみると楽しいよね。でも、今はまだ顔と名前が一致しないのが課題」と笑う。1年目とはいえ、活動は精力的。日ごろの活動をより良いものにしようと知恵を絞る毎日。「今、いろいろと検討している最中ですが、何十年も同じパターンで、変えたほうが良いイベントも多い。若い人たちをもっと取り込まないとね」
○…「瀬谷区ではインディアカ、ソフトバレーが人気。最近ではカローリング(カーリングに似た競技)がすごいね。もう用具の取り合いですよ」。実は本人はあまりスポーツの競技経験は豊富ではなく、体育指導員も前任者から頼まれて引き受けたという。それでも地域には欠かせない存在となり、長年のボランティア活動でプライベートの時間確保もままならないほどに。「スポーツもあまりやらないし、趣味という趣味もない」というが、お孫さんの話になると、細い目をさらに細めて微笑む。「来週から孫と旅行なんですよ。楽しみだなぁ」
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