林市長インタビュー 新年度は"成果結実の年" 教育、経済活性化に注力
12年度のスタートにあたり、本紙では林文子横浜市長に単独インタビューを行った。林市長は、12年度を任期総仕上げの”成果結実の年”と位置づけ、あらためて子育て支援や横浜経済の活性化に対する意欲を示した。
新年度予算について林市長は、「厳しい状況にあっても元気な横浜を目指して、一歩前に踏み出すためにあらゆる知恵と創意で考えに考え抜いた予算」と位置づけた。その一方で市長就任以来、訴えてきた子育て支援や横浜経済の活性化などの施策を結実させ、林市政の成果を実感して欲しいと強調した。
東日本大震災を受けた震災対策については、学校や区役所などの公共施設だけでなく、保育所などの民間施設、一般住宅の耐震対策に力を入れていくと述べ、市民に対しては耐震対策における市の補助制度を活用するよう呼びかけた。また、津波対策にも万全の取り組みを行うと明言した。市民の間で広がる放射線問題については「正しい情報を伝える」という前提に立った上で、マイクロスポット対策や食品経由の放射性物質対策の実施を約束した。
また、教育問題にも注力することを強調、特に学校現場では、子どもたちと向き合う時間が確保できないといった声が強いことから、「14年度までに全小学校に児童支援専任教諭を配置し、教師が授業に専念できるよう配慮した」と述べた。
さらに文化・芸術の分野では、横浜芸術アクション事業推進の名目で市内外から人が集まるような催しの第1弾としてダンスイベント「DanceDanceDance@YOKOHAMA2012」の開催などを通じた市内への誘客を図りたいとの意向を示した。
中小企業対策では、融資事業を除く総額で前年比14・2%増の24億円を確保したと強調。中小企業新技術新製品開発に対する支援、そして助成、さらに融資に力を注いでいく方針を示した。
市内の商店街活性化については「横浜の商店街は伝統があり魅力的だ」と評価した上で、話題づくり、魅力ある商店の発掘を目的にしたスイーツにスポットを当てた販売促進イベント「ガチあま」を開催。側面支援していきたい、と意欲を示した。
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