スポーツ施設に給水器 マイボトル意識高まる 瀬谷区独自の取組み
瀬谷区では今年1月11日から3月31日までの期間、(社)日本宅配水協会との協働により、少しでも多くの人がマイボトルを持ち歩くことを習慣づけてもらおうと「瀬谷区マイボトル・マイカップキャンペーン」を実施した。
この取り組みでは、阿久和地区センターと瀬谷スポーツセンターにウォーターサーバーを設置し、マイボトル・マイカップ持参の利用者に無料で飲料水を提供した。(社)日本宅配水協会の協力により実現したもので、実際に給水器設置や水の充填を担当したのは、同協会に所属する(株)ナック・クリクラ事業部綾瀬営業所(綾瀬市吉岡東2-2-7【フリーダイヤル】0120・365・966)。
今回の取り組みの目的は、ヨコハマ3R夢(スリム)プランの推進、水の災害用備蓄の啓発、区民利用施設における利用者サービスの向上など。ヨコハマ3R夢プランの認知度は市民意識調査によると非常に低く、74%が「知らない」と答えている。飲料水の備蓄については高い関心を示しており、調査に回答した80%以上が何らかの備蓄をしていることがわかった。
今回のキャンペーンアンケートでは、給水器を利用した理由は?との問いに「無料だから」50%、「エコだから」18%、「水質の安全性」16%などとなっており、エコへ関心の高まりが見られた。この中で41%がマイボトルを使用していると答え、68%が「使用している・したい」と回答した。
534社が加盟
日本宅配水協会は「宅配水のホームアンドオフィスデリバリー」により、消費者に「安全でおいしい水」を届け、国民生活の健康の増進に寄与することを目的に平成18年に設立。これまでにも横浜市大、フェリス女学院大と同様のキャンペーンを展開し、大きな成果を上げている。協会では「区民の皆さんの環境意識が大変高く、今回の取り組みでマイボトルを使用される輪が広がったことに感動した。今後も貢献していきたい」と話している。
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