まちづくり区民の会 今年もノントレー大作戦 スーパーでごみ減量啓発
瀬谷区のまちづくり区民の会「地球に優しいゴミ問題プロジェクト」が、今年も『瀬谷からノントレー大作戦!』を行う。初回は今週末、5月26日(土)に相鉄ローゼン三ツ境店で開かれる「生鮮エコ朝市」。
区内の課題解決などに取り組む同区民の会は、いくつかあるプロジェクトのうちの一つ。2年を1期として活動する。ごみ減量の啓発が狙いで、区民の提案で販売店や行政とともに行うこの企画は、前期に市内で初の試みとして行われたもの。今期も引き続き行っていくことになった。
主な内容は、区内のスーパー3店と協力し、発泡スチロールのトレーに入っていない生鮮食品を特別価格で販売するもの。ごみの分別だけでなく、ごみを出さないリデュースの意識を区民に広めたいと発案され、「消費者が手軽にできる取り組みを」と、食品のトレーに着目。具体的な実施方法を区内のスーパーと検討し、朝市が実現したという。
実際にノントレーの商品を売ってみると「本当に必要ないわね」など消費者からの生の声を聞くことができ、消費者に最も近い場所で行えたイベントで、貴重なデータを収集することができた。店側でも、消費者の声を聞けることはもちろん、店側の苦労を伝えることもできるなどメリットは多く、売上げも思いのほかよかったという。
横浜市のごみについては、G30の定着で分別は定着してきたものの、リサイクル自体にコストがかかるなど課題も多い。このプロジェクトでは、「そもそもごみを出さない」ということを第一とし、消費者が「ごみとなる物を購入しない」という方向性を重視。結果は区内の全スーパーに状況報告するという。
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