生活保護受給世帯 瀬谷区は2216世帯 10年前から倍増
瀬谷区の生活保護受給世帯は6月末現在で2216世帯、10年前と比較するとほぼ倍増していることがわかった。受給世帯の類型別では高齢者が約3分の1の36%を占め、次いで失業者を含むその他が20%で続いている。
全国の生活保護受給世帯が2012年3月時点で152万世帯と過去最高となるなか、横浜市全体の受給世帯は今年6月時点で5万30世帯と初めて5万世帯を超えた。2002年度末(約2万7千世帯)から10年間で約1・9倍と、ほぼ倍増したことになる。
瀬谷区でも2003年3月時点で978世帯だったが、10年後の今年1238世帯増で約2・27倍の2216世帯となった。2004年に233世帯増えたのをはじめ、リーマンショックの影響などから2010年には189世帯増えるなど、大幅に伸びた年も。
世帯類型別のデータをみると、別表のような割合になるが、過去5年のデータに大きなばらつきはない。これを18区別のデータでみると、瀬谷区の高齢者割合が低いことがわかる。2011年4月時点で18区の最高が50・1%の中区、最低が32・3%の青葉区となっており、36・2%の瀬谷区は青葉区、港北区に次いで3番目に低いことになる。
今年6月時点の市内最多は中区の8333世帯、次いで南区の5606世帯、鶴見区の5306世帯で、最少は都筑区の1049世帯。市内の受給世帯は1984年から減少傾向だったが、バブルがはじけた1992年以降は増加傾向になっている。
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