非常用のカレーも試食
知的障害児親の会「ほっぺ（瀬戸由紀子会長）」主催の避難所体験訓練が８月３日、中瀬谷消防出張所訓練室で実施された。
これは、地域の防災訓練に不安で参加できない会員が、避難所体験をすることで不安を取り除き、地域訓練にも参加しやすい環境と、ネットワークづくりをする趣旨で行われたもの。同会を母体とする知的障害理解啓発グループ「アントママ」が先頭に立ち、子育て支援拠点「にこてらす」や「ほっぺ」のボランティア、区役所、社協、消防などの協力で実現した。
当日は、避難者カードの記入やダンボールを使ったスペース作り、カセットコンロを活用した炊き出しなどが本番さながらに行われた。
訓練を終えた瀬戸会長は「これをきっかけに今回のような訓練が広がればうれしい」と話した。
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