瀬谷警察署(山本義明署長)は9月3日、振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして横浜信用金庫瀬谷支店の藍田良恵さんと小田彩香さん、三ツ境駅北口郵便局の廣瀬由晴さんに感謝状を贈った。
今回のケースは2件とも7月11日の午後に発生。北口郵便局では、105万円の送金に訪れた63歳の女性に相手先を聞くと、個人宛で振り込み理由もあいまいだったため不審に思い、警察に通報。その後の調べで、実態のない会社の社債購入や名義貸しを持ちかける、資産運用型の特殊詐欺だったことが判明した。横浜信用金庫の内容は、甥を語った振り込め詐欺。80歳女性が現金100万円を払い出ししようと窓口を訪れた。使用目的を聞くと「甥から、仕事でミスをしたので420万円貸して欲しいと電話があった」と、明らかにオレオレ詐欺の手口だったので即、警察へ通報、被害を未然に防いだ。
瀬谷署管内では9月10日現在、12件の振り込め詐欺被害が発生。被害額は3826万円に達している。増え続ける被害を何とか食い止めようと、近隣の金融機関と会議を開いたり、自治会や老人会などの集まりへ積極的に出向き講話をするなどして注意喚起を行っている。最近は現金受け渡し型も多いため、駅周辺や待ち合わせ場所になりやすい場所のパトロールも強化。同署生活安全課の平岡一夫課長は「お金に関する相談があったら、まずは家族か警察に電話して下さい。見知らぬ人には現金を渡さないようお願いします」と更なる注意を呼びかけた。
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