瀬谷区獣医師会(久松紘一会長)による「優良飼い主表彰」が1月19日、瀬谷区役所で開催された。
高齢犬を育てる飼い主に与えられるこの賞は、昨年まで大きさに関わらず17歳以上の犬が対象だったが、大きさで寿命に差があるため、今年度から大型犬は14歳以上、小・中型犬は17歳以上に基準が変更された。また、狂犬病予防や動物愛護に基づく適正な飼育を飼い主が行っていることが必須条件。今年度は大型犬7頭、小・中型犬10頭の飼い主と、特別推薦として障害を持つ犬を懸命に介護する飼い主1人に表彰状および記念品が授与された。
表彰された、17歳のヨークシャテリア・キャンディの飼い主・吉良寛さんは「病気もしたし、今は歩行が不安定で耳も目も悪い。でも、楽しい時間を私たち家族に与えてくれた。このような賞がもらえて本当に嬉しい」と笑顔で語っていた。
式終了後には、家庭犬インストラクターで獣医師の越久田活子さんを講師に招き「犬と楽しく生活するための知恵」と題した講演会が行われた。犬種の個性やしつけのコツなど、楽しく分かり易い講義に参加者たちは皆、時折うなずきながら熱心に耳を傾けていた。
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