平成25年度予算特集【1】 審議が本格的にスタート 熱血レポート 林市政の成果総仕上げ! 横浜市会議員 花上(はなうえ)喜代志
25年度予算案が発表されました
1月31日に林市長から25年度予算案が発表され、議会審議が始まりました。24年度2月の国の緊急経済対策に伴う補正予算を一体編成をした結果、1兆4353億円(前年比1・8%増)実質3年連続のプラス編成となっています。また、国保・介護保険・緑地保全・中央卸売市場等の特別会計が、1兆3406億円(前年比2・5%増)、下水道・バス・地下鉄などの公営企業会計が5339億円(同6・7%減)となっています。
『歳入』の市税は、7014億円(前年比0・8%増)を見込んでいます。
個人市民税は0・9%増の2871億円としていますが、法人市民税は厳しい経済状況を受けて、0・3%減の548億円にとどまる見込みとなっています。市債の発行額は地震防災戦略事業に必要な156億円と土地開発公社の解散に係る第三セクター等改革推進債1383億円を加えて2月2574億円になります。予算編成開始時に見込まれた収支不足分は、職員定数の削減、住宅手当の廃止、外郭団体の支援方法の見直しで約102億円をねん出しました。
依然として厳しい社会経済状況ですが、直面する課題への対応と将来への投資の視点から次の4点を重点施策としました。
市民の生命と暮らしを守る
●大地震から市民の生命や
財産を守るため、地震被害想定に基づき、減災対策をハード・ソフト両面から進める
●健康寿命の延伸目標に壮年期からの100万人の健康づくりを推進
●高齢者・障害者に対する福祉の充実
●放射線対策事業の継続
●在宅医療連携拠点モデル事業や救急医療体制の充実
未来を拓く子どもを育む
●保育所整備や放課後児童の育成など子育てサポートの充実
●市立学校に学校司書の配置開始や英語指導助手の配置による教育環境の充実
●いじめ、不登校への対策強化としてスクールソーシャルワーカーの充実や学校カウンセラー派遣等を充実
●児童虐待防止への取り組みとして母子デイサービスや母子ショートステイの補助や産後母子ケアのモデル実施を検討
横浜の魅力で飛躍する
●中小企業・ベンチャー企業への助成や商店街の活性化支援
●国際戦略総合特区の推進や横浜経済を支える企業の集積に向けて企業誘致の促進
●活躍する女性によるセミナー等の実施や女性起業家に対する応援プログラムの実施
●横浜芸術アクション事業の推進や市民参加型フルマラソンなど、文化芸術・スポーツによる賑わいの創出
次世代に向けて再生する
●ハブポート化に向けて先進的な港湾施設整備と横浜港の利用促進
●災害時の救援・物資搬送や横浜港、羽田空港の国際化を支える横浜環状道路ネットワークの構築
●関内・関外地区の活性化に向けた再整備
●環境対策としては省エネルギー対策や温室効果ガスの削減への取り組み・横浜みどりアップの推進など
花上喜代志
瀬谷区三ツ境174
TEL:045-363-9749
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