「平成25年度横浜市幼稚園協会瀬谷支部新任教員歓迎会」が5月8日、あづまの幼稚園で開かれた。支部内の園長のほか、先輩教員らも多数参加し、新任教員27人の着任を祝った。支部を代表して挨拶に立った二ツ橋愛隣幼稚園の梅澤忠実園長は「子どもたちはとても可愛いです。私たちが可愛がることで、もっともっと可愛い子に育つ。子どもたちと共に過ごす素晴らしさや幸せを感じながら、一日一日頑張って欲しい」と激励した。
会の後半には柴田賢志さんによる講演会「夢があれば生きていける」が行われた。柴田さんは救急戦隊ゴーゴーファイブのゴーイエロー役などを務め注目された若手俳優だったが難病を機に活動を休止。その後、病と闘いながらも自らの表現の場を詩の創作へと移し、現在は就労継続支援A型事業所を運営する(株)まちふく(旭区中希望が丘249の29)に所属し表現者・詩人として精力的に活動を続けている。柴田さんは順風満帆だった俳優時代から、病に侵されパニック状態になったこと、闘病中の苦悩、勤め先であったイジメなど、自身に起きたことを臆することなく話した。柴田さんはそれでも常に前を向いて歩き、表現者として成功するという夢を諦めなかった。「難病に侵されていても夢があれば生きていける。ここまで生きてこられたのは夢があったから」と強く訴え、「無限の可能性を持つ子どもたちの夢を見つけ、一緒に前に進んでいって欲しい」と新任の教員たちにエールを送った。初めての講演を終えた柴田さんは「緊張せず楽しく話すことができた。良い経験になりました。また機会があればやりたい」と話した。(株)まちふくの田中博士社長は「柴田君は、少しでも皆に元気になってもらいたいと、自らが抱える病のことなどを赤裸々に話した。柴田君の魂の言葉を受け取ってもらえれば」と語った。
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