走り回って環境に触れ 田んぼで代掻き体験
上瀬谷小学校は5月23日、瀬谷環境ネット(宮島行壽代表)協力の元、環境学習農園「順環田」で代掻き体験を行った。参加したのは同校の5年生120人。里山と呼ばれる水と緑が豊かな環境を肌で感じるため、毎年5年生の総合学習に組まれている。代掻きの目的は米の収穫量を増やすこと。この日はしっぽ取りゲームと丸太を2人1組で転がすリレーで田んぼの表面をならして泥を柔らかくした。
入る前は元気よく返事をしていたが、田んぼに足を踏み入れると慣れない足の感触に戸惑いの声。絶叫していた子も見られたが、ゲームをするうちに慣れ始め、丸太リレーでは男の子中心に全身泥だらけで楽しそうに走り回った。「すぐ田植えができそう」と瀬谷環境ネットの方々も喜ぶ。
耳を澄ませば小学生たちの声に合わせてカエルも鳴き始め、「いつまでもこの環境が続けば」としみじみと語る宮島さん。今後は田植えなどを経て、最後は自分たちの作った米を食べる。
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