「友好の証」を植樹 タンザニア大統領 ズーラシアに
第5回アフリカ開発会議最終日の6月3日、同会議に出席していたタンザニア連合共和国のジャカヤ・ムリショ・キクウェテ大統領がよこはま動物園ズーラシア=旭区=を訪れ、4月に一部公開された「アフリカのサバンナ」の入口にジャカランダの木を植樹した。
植樹は23年前からタンザニアと交流を持ち、横浜マニラ友好委員会の委員長も務める旭区在住の二宮登さん=写真左=が交流を深めようと、第4回の同会議のときから計画していた。
ジャカランダは中南米を原産とし、世界三大花木の一つ。「アフリカの桜」と呼ばれており、紫色の花を咲かせる。
植樹式では鈴木隆副市長が林文子市長のメッセージを代読し、「アフリカとの相互理解の推進に感謝している。ジャカランダは横浜とタンザニアの友好の証」とあいさつ。キクウェテ大統領は「横浜により一層の親しみを感じている。関係を強めていきたいという絆は確かなものとなった」と話し、横浜市や関係者に感謝の言葉を述べていた。
二宮さんは「5年の計画が実現し、一安心。今後は若い世代にも異文化交流をしてもらえるようにしていきたい」と話していた。
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