童謡や民謡など懐かしい曲に合わせ竹楽器を叩きながら大きな声で歌う-。
NPO法人楽竹会(奈良部岩次理事長)が病院や高齢者施設等で定期的に行っている「竹琴太鼓」の訪問演奏。竹琴太鼓とは間伐竹を手に取りやすい大きさに切断・加工し、くん煙処理した竹楽器のこと。大きさも形も様々な竹を自由に叩き、思い切り声を出して歌う。会場には笑顔が溢れ歌声と笑い声がこだまする。
竹琴太鼓は、高齢者の心身機能の活性化や機能障害の回復に効果があるという。精神医療で地域貢献を続ける横浜相原病院の音楽療法士・岩倉聖月さんは「楽器を演奏し歌を歌うことは、自律神経や副交感神経を刺激し活性化させます。腸の働きやホルモンバランスを整え、免疫機能を高める効果も。また、竹を叩くことは本人が気付かぬうちに手の運動にもつながり、麻痺などの改善に大変役立ちます」と話す。音楽療法とは、音楽を聴いたり演奏したりすることで身体の機能回復や向上を図る治療法。最近では高齢者やひきこもり児童などのケアにも使われている。同院・吉田勝明院長は「なんと言っても理事長の奈良部さんが元気。奈良部さんを見れば効果は一目瞭然」と笑顔で語った。奈良部理事長は「単純な遊びのようで脳に良い刺激を与える竹琴太鼓。今後も皆を元気にするため精力的に活動していきますよ。ハッハッハッ」と豪快に笑った。
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