市教員採用試験 2年連続 応募6千人超 「優秀な人材確保めざす」
横浜市が実施する2013年度の市公立学校教員採用候補者選考試験への応募者が、前年に続き6千人を上回った。
応募総数は6152人で、前年度と比べ85人(1・4%)増加した。小学校区分への応募数は、前年度比116人(4・2%)増の2896人だった。
中学校・高等学校区分では、数学区分が46人(13・2%)、社会区分が64人(12・5%)の増。一方、音楽区分は39人(24・1%)、国語区分は43人(15・7%)の減となった。
市教育委員会の担当者によると、採用に関する今年度の重点の一つが、団塊の世代の退職に伴う教員補充。全区分の募集数は前年度の830人から150人増やし、980人とした。中でも、小学校区分は前年度比100人増の600人を募集していた。
「応募数が多ければ優秀な人材を確保できる」と同担当者。13年度の倍率は6・3倍と、前年度の7・3倍を下回ったが、「全国的に教員採用数が増加する中、最低限の倍率を確保できた。(募集数が特に増加した)小学校区分でも5倍近い倍率となり、一安心」との見方を示した。
求める人材については「横浜を愛し、教育に情熱を注ぐ豊かな人間性の持ち主」と話していた。
なお、第一次試験は7月14日を予定している。
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