培った技術を披露 洋服会館で講習会
洋服会館ビル(中区住吉町)で7月23日、神奈川県洋服商工業協同組合による夏期技術講習会が開かれた。講師としてテーラー丸忠(南台)の阿部忠悦さんが招かれた。瀬谷に開業して50年になる阿部さんは2007年に横浜マイスターに選ばれ、後継者の育成や技能の継承に力を入れている。この日は助手として阿部さんの元で勉強中の、栗原美樹さんと高木規隆さんも参加した。
講習では婦人用パンタロンスーツ2着分の採寸から仮縫い(着せ付け)までを、組合に所属する約30人の前で披露。紳士服と婦人服を作る上での違いなど、長年の経験で培った技術を伝えた。「同業者に教えるのはプレッシャーだけど自分も刺激になる」と阿部さん。
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