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瀬谷区版 公開:2013年9月5日 エリアトップへ

横浜隼人軽音楽部 初開催バンド大会で優勝 文化祭でライブも

公開:2013年9月5日

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「ナコルル」のメンバー(写真・前列左から町田君、荒木君、後列左から保田君、山崎君、田中君)
「ナコルル」のメンバー(写真・前列左から町田君、荒木君、後列左から保田君、山崎君、田中君)

 神奈川県の高校軽音楽部によるバンド大会「OTODAMA甲子園」。本戦が8月19日に鎌倉・由比ヶ浜の海の家ライブ会場で行われ、横浜隼人高校(鈴木紀代子校長)軽音楽部のバンド「ナコルル」が優勝に輝いた。

 横浜隼人高校2年生の男子生徒5人組、山崎大紀君(ギターボーカル&キーボード)、田中翔大君(ギターボーカル)、荒木達哉君(ドラム)、保田太陽君(ベース)、町田晃平君(ギター)で構成された「ナコルル」。バンド名の由来はアイヌ語らしいが「語呂がよかったので」と笑って話す。持ち歌は6、7曲あり、ジャンルに捉われず様々なスタイルに挑戦中だ。作曲はリーダーの山崎君が、作詞はメンバーそれぞれで担当する。

 同校を訪れていた(株)ジュピターテレコム(J:COM)の社員とメンバーが偶然出会い、大会の話を聞いたことが出場のきっかけ。「高校生バンドマンによる、熱い戦いが幕を開ける」をコンセプトに行われた同大会は(株)音遊とJ:COMの主催で今年初めて行われた。「優勝の発表を聞いた瞬間は信じられなくてしばらく固まっていた」とメンバーは驚きを隠せないよう。

 予選のビデオ審査に県内の高校生バンド25組が参加し、通過した11組が海の家特設ステージで観客を前に曲を披露。J:COM内の番組でも予選から何度か取り上げ、放送された。「トリがいいと話していた後にトップバッターを引いてしまった」。苦笑いで当時の様子を振り返るが、「その分多くのお客さんに見てもらえたし、手拍子で盛り上げてくれたので結果的には良かった」と田中君は話す。ライブでは失恋がテーマの「ムーアランド」と明るいメロディーの「桜」のオリジナル2曲を披露。「周りのバンドは実績のある高校ばかり。自分たちはとにかく全力で楽しもうという気持ちで向かったので、まさか結果に結びつくとは考えもしなかった」とリーダー兼部長の山崎君。

 このような高校生のバンド大会は少なく、「ナコルル」としても今回が初めてのバンド大会参加だった。部員数が1、2年生で約60人の同部は校内での練習スペースの確保が難しく、スタジオを借りての月1回の音合わせ以外は個人練習が主だ。今後は、「学校としての活動実績があまり無いので、積極的にライブの企画や大会に参加し、活動を広げていきたい」と山崎君は話した。

 同バンドは9月28日(土)、29日(日)に行われる同校の文化祭のテーマソングも作成。明るいお祭りソングの「song your beat」を含めたライブを2日間披露する。

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