横浜の伝統工芸を 18日から芝山漆器展
横浜芝山漆器研究会（赤堀郁彦会長）が９月18日（水）から23日（祝）に岩崎ミュージアム（中区山手町２５４）で横浜芝山漆器展を開く。午前９時40分から午後６時（最終日は５時）。
１８５９年の横浜開港当時に生まれた芝山漆器は、貝や牛骨、珊瑚などを模様に切り、漆の中にはめ込んだ伝統工芸品。その美しさが多くの外国人バイヤーを魅了したとされる。
関東大震災や横浜大空襲などの影響もあり現在、職人はわずか。同研究会の講師が研修生に技術指導し、後継者を育成している。
２年ぶりとなる今回の作品展では、横浜文化賞受賞者の赤堀会長や横浜マイスターの宮崎輝生氏の作品のほか、研修生の作品約１００点を展示。即売も行う。入館料は大人３００円、小中学生１００円。問い合わせは赤堀さん【電話】０４５・８９３・７５７２。
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