紳士服部門 次代担う若手が活躍 技能コンクールで好成績
神奈川県技能士連合会主催で11月2日、「第45回技能コンクール」が神奈川県立産業技術短期大学(旭区)で行われた。
神奈川県内の中堅技能者が一堂に集まり、日ごろ鍛えた腕を競い合うこのコンクールに、テーラー丸忠(南台・阿部忠悦代表)で指導を受ける2人が紳士注文服部門で参加した。競技時間の中でジャケットに肩入れや袖付けを行う「仮縫い」の出来栄えを競い、栗原美樹さん(写真左=人物風土記で紹介=)が神奈川県職業能力開発協会会長賞(2位相当)、高木規隆さん(写真右)が優秀技術賞(5位相当)を受賞した。
栗原さんは昨年3月、高木さんは今年の4月から同店に通い、週に2度ほど指導を受けている。どちらもコンクールは初参加で、今後も修業を積み、将来は自分の店を持つのが夢。高木さんは「限られた時間の中で完成できたのはよかった。腕を磨いてまた挑戦したい」、栗原さんは「この順位を取れるとは思わなかったので嬉しい。次はもちろん1位を目指す」と話した。
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