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瀬谷区版 公開:2013年12月19日 エリアトップへ

YSCCがJ3参入決定 創設28年 新たな船出へ

スポーツ

公開:2013年12月19日

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サポーターから贈られた祝福のケーキとともに(左から三上区長、吉野理事長、服部選手)
サポーターから贈られた祝福のケーキとともに(左から三上区長、吉野理事長、服部選手)

 中区本牧を拠点に活動するサッカーチーム「YSCC」(横浜スポーツ&カルチャークラブ)が、Jリーグで来季から新設されるJ3に参入することが11月19日に決まった。

 参入決定の吉報はJリーグの大東和美チェアマンから電話で伝えられた。当日都内で行われたJリーグの理事会は、YSCCの参入を満場一致で承認。同クラブの吉野次郎理事長=写真中央=は、「ここまで歩んでこられたのは本当に多くの方の支援があってこそ。恩返しの想いを込め、今後もスポーツを通じた地域社会の発展、人々の幸せに貢献してきたい」と喜びを語り、サポータークラブ名誉会長を務める三上章彦中区長やキャプテンの服部大樹選手とともにクラブの歴史に残る1日を祝った。

地域に夢と希望を

 Jリーグ設立の7年前、1986年に「住民と深くつながるスポーツクラブを通じた地域文化の発展」を目指し創設されたYSCC。02年にNPO法人化し、サッカー以外にもバドミントンやテニス、男女混合バスケットボールなど、総合型地域スポーツクラブとして、あらゆる世代の人が参加。会員は約900人にのぼる。

 その中で、サッカーのトップチームは05年に関東社会人リーグ1部に昇格、昨年からはアマチュアの最高峰JFLの舞台で戦ってきた。選手のほとんどが昼間は会社員として働き、夜間に練習を重ねる。専用グラウンドを確保できていないため、練習は近隣中学校の校庭などを利用する。

 J3参入には資金面などでも課題は多い。それでも吉野理事長は「小さい頃からプロのサッカー選手を目指し、本牧や横浜から世界に羽ばたく。一人でも多くの子どもたちにそんな夢を持ってもらいたい」と参入を目指した理由を語る。

 横浜サッカー協会の役員を務める原FCの石井和則代表は「J3の新設でサッカー少年たちの夢が広がった。YSCCの今後の活躍を期待したい」と語った。

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