年男、年女の福掴む 長屋門で節分祭
長屋門公園で2月3日、節分祭が行われた。同公園が1992年にオープンして以来、毎年続けている恒例行事。節分は立春の前夜、
邪気を払うという意味で鬼やらい(鬼を追う)をすること。古来より季節を分けることも意味し、新しい年を迎えるために節分祭を行う風習が伝承されてきた。
この日は事前に募集した区内外の年男、年女計40人が母屋から豆袋を投げ、福をもらおうと、300人近い人が集まった。子どもからお年寄りまで、多くの人たちが袋を大きく広げ、「福」をキャッチしていた。同公園の清水靖枝さんは、「年中行事を家でやることが少なくなっている。だからこそ、日本の伝統文化をこの古民家で大切に続けていきたい」と話した。
豆袋まきの後は甘酒で身体を温めながら、母屋で紙芝居の上演も行われた。
3月はひな祭り
同公園では、13日(木)から3月25日(火)まで、母屋の奥座敷と蔵ギャラリーでひな人形の展示を行う。江戸から現代まで、年代を超えたひな人形約600体と吊るし雛が並ぶ。3月2日(日)には誰でも参加可能なひな祭りも実施。人形劇やひなあられを配る予定だという。
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