瀬谷区版 掲載号:2014年2月20日号 エリアトップへ

溝口瀬谷レミコン(株) 災害時の水運搬を支援 消防署と協定締結

掲載号:2014年2月20日号

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今後の連携を誓った(写真左から依田専務、武田工場長、大山署長、森田事業所長)
今後の連携を誓った(写真左から依田専務、武田工場長、大山署長、森田事業所長)

 瀬谷消防署(大山潔署長)と溝口瀬谷レミコン(株)(青木俊宏代表)は2月17日、大規模火災時の消防水利の確保が困難になった場合に備え、災害支援協定の締結式を行った。水運搬における民間企業との締結は区内2例目。

 同署は大震災などにより大規模火災が発生し、消防水利の確保が困難となった場合に備えて、民間企業からの災害支援協力体制を進めている。今回は溝口瀬谷レミコン(株)から災害時の水運搬を支援したいと協力の申し出があり、実現した。同社は北町の瀬谷レミコン工場を始め県内外に3つの工場を構え、生コンクリートの製造並びに販売。神奈川県内や東京、静岡などに供給している。災害時は消防署運搬用のコンクリートミキサー車を利用し、水を運搬・吐出していく。

区内2例目

 災害時の食料物資の搬送などは既に多くの企業・団体と協力体制が取れているが、水運搬は2012年に締結した(株)依田儀一商店(南台・依田紀久子代表)に続いて区内2例目。大山消防署長は「消火用水の確保がより有意義なものになった。水の供給・運搬は区の課題だが、瀬谷以外でも締結の動きが進めば」と話した。締結式には瀬谷レミコン工場から、森田昭雄事業所長と武田隆夫工場長が出席したほか、(株)依田儀一商店の依田健一専務が参加した。森田事業所長は、「依田儀一商店さんと消防署の指導を仰ぎながら、行動できる支援の要綱を作っていきたい」と話した。

 区内には5つの河川があるが、境川を除く4河川は水を汲み上げる設備が整っていない。昨年12月に境川で実施された訓練では、ポンプ車と連携して可搬式ポンプで水を汲み上げ、ミキサー車へ積載する運搬方法を確認した。今後は訓練を重ねて有事に備えるとともに、水深の浅い他の4河川で水が汲み上げられるよう検討していくという。依田専務は消防署に対し「実際起きた時に対処できるかが課題。周知徹底を図るため、訓練のビデオなどあれば」と話した。

田近淳 司法書士事務所

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