介護職の理解深める NPO法人が学術大会
NPO法人日本総合リハビリスト協会(二ツ橋町・川崎正仁理事長)による第7回学術大会が5月11日、瀬谷公会堂で開かれ、介護職に携わる約250人の参加者が傾聴した。
今回のテーマは「介護職の職業倫理と仕事の本質」。2部制で行われ、前半は通所介護施設「リハビリストホーム瀬谷」など県内6つの事業所が、自立支援・介護予防に関する実践報告を行い、利用者の事例を挙げながら発表した。
2部では、横浜市介護支援専門員連絡協議会代表の原田保さんを講師に「プロとしての責任、誇り、そして想い」の題で、介護の仕事に関わる職員に向けて講演を行った。原田さんは自身の経験を踏まえ「仕事への思いが強いと感情的になり、弱いと伝わらない。淡い思いを持ち続けてほしい」と話した。また介護業界はヒーロー不足だと指摘した上で「一人ひとりが後進の目標、憧れる存在になってほしい」とエールを送った。
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