神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2014年7月3日 エリアトップへ

県立瀬谷養護学校 消防団協力事業所に認定 区内では初

公開:2014年7月3日

  • LINE
  • hatena
表示証を持つ鈴木校長ら
表示証を持つ鈴木校長ら

 県立瀬谷養護学校(鈴木友紀恵校長)が「消防団協力事業所」に認定され、6月11日に同校で表示証交付式が行われた。区の事業所で認定されるのは初。同校はさらに、瀬谷区独自の取組みである「瀬谷消防団応援事業所」にも登録した。

 総務省消防庁が定める「消防団協力事業所表示制度」とは、事業所の消防団活動への協力が社会貢献として認められると同時に、地域防災体制の充実を目的としたもの。消防団協力事業所は各市町村が認定を行っており、従業員の勤務時間中の消防団活動への便宜を図ったり入団を促進したりするなど、消防団の活性化に協力している事業所が対象となる。一般的には企業等が多く、神社などの参加もあるという。

 同校は区で最初の登録事業所となったほか、養護学校としては初、市では12番目の登録となった。同制度で認定されると、取得した表示証を社屋等へ掲示したり、マークをホームページなどで公表することができる。

 協力事業所に認定されるためには、地域の消防団に2人以上が入っていることなどが条件。同校は現在4人の教職員が参加しており、これまで中瀬谷出張所に訓練の場所を提供するなど、消防との連携を図ってきたことも評価された。

 鈴木校長は、「養護学校としてはまだ地域に馴染みが薄いが、消防団協力事業所に認定されたことで、より知ってもらうきっかけになるのでは。地域の皆さんと一緒になり、より連携を取りながら活動して行きたい」と話し、今後の課題として「通学範囲が広いため、緊急時の体制を整えるなど、子どもたちの安全を守ることが出来るよう考えていきたい」と防火・防災の取組みを強化していくとした。

 さらに同校は、区独自の取組みである「瀬谷消防団応援事業所」にも登録。これは消防団の活動を紹介し、消防団員となる人材を広く募集することを目的としたもので、区内事業所や各店舗の店頭などにステッカーを貼ったり、団員募集のポスターやチラシを置いたりするなど広報活動の面で支援を行う。

 瀬谷消防署担当者は「団員数はまだ足りていないので、ぜひ消防団活動に参加してほしい」と呼びかけた。

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook