南瀬谷ライオンズ 211チームの頂点に 市大会で2年ぶり7回目
横浜市小学生野球連盟(YBBL)による第100回YBBL春季大会が、3月30日〜6月29日に行われ、南瀬谷ライオンズ(内藤三喜男監督)が2年ぶり7回目の優勝を果たした。また、ピッチャーの布施武虎君が最高殊勲選手賞に選ばれた。
同大会は市内211チーム18ブロックで予選を行い、各ブロックの第1代表と第2代表が本部大会へ進むことができる。瀬谷区からは同チームのほか、オール三ツ境、阿久和ファイターズ、リトルジャイアンツが出場した。
南瀬谷ライオンズは本部大会2回戦の新吉田スターズ(港北)を5対0、3回戦の原宿レッズ(戸塚)を11対0、準々決勝のニュー横浜スターズ(鶴見)を6対2で破り、大きく前進した。
神奈川新聞スタジアムで6月29日に行われた準決勝では、保土ケ谷の星川タイガースと対戦。昨年2月〜3月に行われた相鉄沿線少年野球連盟大会で一度敗れた相手とあって、「チームも気合いが入っていた」という。
初回裏、同チームは牽制の連携ミスから相手に先制を許したが、2回表に先頭打者で4番の布施君がランニングホームランを放ち、点を取り返した。5回表に3点を追加し逆転に成功。裏で相手に1点を許したものの、その後は無得点に抑え4対2で勝利を掴んだ。
決勝戦の相手は、昨年の秋季大会準優勝の元宮ファイターズ。2回裏に相手のエラーで布施君が出塁すると、6番の滝戸康太君・8番の石川幸希君が続けてヒットを打ち、2点を先取した。さらに5回裏と6回裏のタイムリーヒットなどにより、合わせて4点を追加し猛攻をみせた。最終回は相手に1点を取られたが、最終バッターをセカンドゴロに打ち取り、2012年の秋季大会ぶり、通算7回目の優勝を決めた。
内藤監督は「練習量が少なく、さらに怪我で大変な選手もいたが、それを何とか埋めようと選手が努力を重ねてきた結果。皆の気持ちが一つになり、全員で勝ち取った頂点だと思う。YBBLの100回大会というメモリアルな試合で勝つことができ、嬉しく思っている」と喜びのコメント。
同大会の最高殊勲選手賞に布施君が選ばれ、記念のトロフィーを受け取った。
8月にはYBBL秋季大会が控えており、同チームは春秋連覇をめざす。
|
|
|
|
|
|