瀬谷消防署(大山潔署長)は7月2日、中屋敷一丁目の境川中島橋付近で大和市消防本部との合同水難訓練を実施した。
指揮隊の指揮本部運営、救助活動時の活動要領、各部隊の連携を高め、災害発生時の迅速かつ効率的な初動対応を図るのが目的。横浜市消防局および瀬谷消防署5隊30人と、大和市消防本部4隊17人が参加した。
境川では昨年、台風で増水した川に人が流される水難事故が発生。隣接する大和市と合同で行うことでより実践的な訓練となった。
訓練は、境川の目黒町付近で人が流されているという通報を受けた消防隊が、救助ポイント(中屋敷一丁目の中島橋)へ向かうところから始まった。現場到着後、要救助者の位置や状況を速やかに確認、救助活動を開始した。ジップライン(救助ロープ)、確保ロープの設定をした後、救命浮輪を投入。続いて飛び込んだダイバーが要救助者を確保、川岸へロープを使って引き上げ救命処置を施した。
訓練終了後には意見交換会も開かれ、訓練を振り返りながら意見を交わし、隊員らは交流を図っていた。
また区内では先月24日の大雨で、床下浸水5件(瀬谷・阿久和西・下瀬谷)、1500世帯(二ツ橋・南台・宮沢)が停電する被害が発生。この時の下瀬谷の雨量計は1時間で88・5㎜だった。瀬谷消防署担当者は「訓練で実施した災害が実際に起こる可能性は高い。大和市など近隣との連携を更に深め、もしもの時に備えたい」と語った。
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