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瀬谷区版 公開:2014年10月2日 エリアトップへ

神奈川県代表としてメンバー4人がアジア大会に出場する横浜球和会監督の 沼田 隆義さん 上瀬谷在住 64歳

公開:2014年10月2日

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還暦野球で健康づくり

 ○…軟式野球チーム「横浜球和会」監督や瀬谷区野球協会の運営副委員長などを務め、自らも「動けるうちにプレーヤーとして楽しみたい」と現役選手として活躍。11月に台湾で行われる還暦野球アジア大会への参加が決まっている。さらに念願の瀬谷区シルバーリーグも立ち上がり、「子どもからおじいちゃんまで、たくさんの人が野球を楽しめたら」と野球を語る表情には期待が滲む。

 〇…熊本県出身。小学校から高校まで野球に明け暮れた。就職を機に神奈川県へ。公務員として働く傍ら職場の軟式野球クラブに所属。その後も寮があった瀬谷に落ち着き、地域のクラブチームで汗を流してきた。「野球部を指導してほしい」と瀬谷中学校から声がかかったのは1998年。その10年後、退職と同時に瀬谷西高校へ移り、3年間指導した。「目立った成績は上げられなかったけど」と苦笑しつつ、「当時の教え子たちが区内で社会人クラブチームを立ち上げていて、自分が審判をしていると挨拶に来るんだ。野球を続けていると懐かしい再会があるね」と嬉しそうに語り、指導者の顔をみせる。

 〇…以前から野球仲間と構想していた区のシルバーリーグがついにスタートした。「今までも区民大会などに出場していたが、もっとシニア世代が野球をのびのびとできる環境を整えたかった」。多くの人に参加してほしいと呼びかけ、「頑張るおじいちゃんの様子を孫に見せることもできるし、健康作りにもなる」と穏やかに笑う。

 〇…休日は家族とプロ野球観戦のほか、最近は月2〜3回の温泉めぐりも楽しみの一つ。静岡県の裾野や群馬県の伊香保温泉などにも足を伸ばす。「体のケアが何より大事」とジム通いも欠かさず、年齢を感じさせない。「瀬谷は少年野球が根付き、それが大人までつながっている。還暦野球を地域に普及させ、盛り上げていきたい」。挑戦はまだ始まったばかりだ。

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