瀬谷警察署(佐藤政宏署長)は、区内で多発する振り込め詐欺の手口等を区民に知ってもらおうと、三ツ境南住宅集会所で10月25日、横浜隼人高校演劇部の協力のもと「振り込め詐欺寸劇」を実施した。
同部は2012年から防犯ボランティア活動を行っており、寸劇は今年度2度目。同校1年の青木榛乃さん、舛元悠理愛さん、安里嶺志さん、中学1年で参加した辻村勇翔さんの4人が高齢者役と犯人役、進行役に分かれ、「会社の重要な書類が入った鞄を紛失してしまった」と嘘の電話をかけて被害者を騙すという実際の手口を、アドリブを織り交ぜ巧みに演じた。同署生活安全課の山崎美奈係長は「電話で要求するのは詐欺。犯人と話さなければ騙されることはないので、留守電の設定をおすすめします」と話し、防犯に役立てて欲しいと呼びかけた。
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