阿久和東の長屋門公園で2月3日、恒例行事の「節分祭〜豆まきと灯りの祭り」が行われ、家族連れなど地域住民らで賑わった。
立春の前夜、邪気を払う意味で鬼に豆をまく節分。これには諸説あるが、季節の変わり目のこの日を一年の境「大晦日」と考え、新年を迎える行事として、節分祭が広まったという。
当日は、事前の呼びかけで集まった未年の男女約50人が揃いの法被でスタンバイ。「鬼は〜外、福は〜内」の掛け声で大豆が入った豆袋を勢いよく投げると、「こっちこっち」と手を伸ばして受け取ろうとする人たちで会場は熱気に包まれた。
同園によると、今年は12歳から各年代が全て揃ったといい、最年長の参加者は84歳だった。
豆まき後には、同園ボランティアから手作りの甘酒が振る舞われたほか、古民家内では紙芝居が上演され、子どもたちはじっくり見入っていた。
豆まきとともに節分祭の見所となっているのが、門前にずらりと並んだ竹キャンドル。約二百基が用意され、赤や黄色などの柔らかな灯りが幻想的な雰囲気を演出。立ち止まって記念撮影する人の姿が見られた。
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