上瀬谷基地耕作地を国が返還要請 熱血市政レポート 瀬谷特産のウドを守ろう! 横浜市会議員(基地対策特別委員) 花上(はなうえ)喜代志
2月5日に開かれた横浜市会基地対策特別委員会で私は、上瀬谷基地返還に際し特に、瀬谷特産の『ウド』を守るため発言しました。
米軍上瀬谷基地内の耕作地でウドを栽培している農家に対し国が耕作地を返還請求している問題に関して「瀬谷特産のウドを守るため、市は全面的に支援するよう」強く求めました。
真っ白な瀬谷産のウドは品質が良く、美味でファンも多く、市の特産品にも認定されています。
瀬谷でウド栽培が始まったのは、昭和44年からです。横浜市が事業主体となり48戸の農家で栽培を開始しました。現在は13戸の農家が約1・3ヘクタールの国有地で耕作し、出荷量は年に3トンに及びます。飲食店や個人宅配、直売所、生協などに出荷されています。
これまでは耕作地を国から無償貸与されてきましたが、上瀬谷基地がこの6月に返還されるため防衛省は、ウドの栽培を中止するよう、市や農家に通告しました。
瀬谷特産のウドは貴重な横浜ブランドの野菜です。私が2月6日に農家の方々に直接、意向を伺うと、生産を継続する意欲が強く、その思いを尊重すべきと考えました。
50年近い歴史を持つ瀬谷の特産品ウドの存在が危ぶまれています。この状況を打開するため、私は林文子市長と協力して支援策を打ち出したいと思います。私は市会基地対策特別委員として瀬谷の農業を守るため全力で取り組んでいきます。瀬谷の皆さんのご支援をお願いいたします。
|
|
|
|
|
|