2012年に誕生したSeya防災ネットワークに2月17日、大規模高齢者施設による新たな分科会「縦にも横にも繋がろう!防災ネットチーム瀬谷」が発足した。これを機に防火・防災・減災に関するさらなる情報の共有化と施設間の強固な繋がりを目指していく。
現在、同ネットワークに加入しているのは362団体(14年10月1日現在)。会員数が増えると細かな動きがしづらいことから13年に初めての分科会「ピンチをチャンスに!減災共助の会」を、翌14年に「小規模高齢者施設等分科会」を発足。このほど区内の介護老人保健施設、軽費老人ホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホームの全19施設が加入したことをきっかけに「大規模高齢者施設等分科会」を発足、名を「縦にも横にも繋がろう!防災ネットチーム瀬谷」とした。
同分科会はこれまで、消防訓練交換会を13年11月と14年10月の2回実施、意見交換や情報の共有化を図ってきた。今回、同業種の全施設が加入、分科会を発足することで、より強固な繋がりと災害対応能力の向上を目指している。
2月17日には第1回目の分科会が開かれ、参加施設の紹介や今後の取り組みなどが説明された。今年中には防災訓練や救命講習、数回の意見交換会を実施する予定だ。この日行われた意見交換会では「定期的に情報を交換したい」「夜間の訓練を実施して欲しい」「ライフラインが止まった時の勉強会を」など様々な意見が出された。会長に選任された相澤隆二さんは「今日は有益な意見交換ができたと思う。まずは施設の情報を共有し、どう連携していくかを考え、ゆくゆくは各々が地域に役立つ施設になっていければ」と話した。
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