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瀬谷さくら小学援隊 2代目青パトを導入 通学時の事故、5年間ゼロ

社会

掲載号:2015年3月26日号

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隊員らに見送られる青パト
隊員らに見送られる青パト

 瀬谷さくら小学校(武藤牧子校長)で3月18日、地域を自主的に巡回する「青色回転灯装備車」(通称・青パト)の出発式が行われた。同小学区では8年近く前から、学校運営組織「学援隊」による運行を実施。今回納車された車で2代目となる。

 青パトは、さまざまな社会問題に取り組む「日本財団」の助成事業の一つで、地域が一体となった安心安全な街づくりのため、自主防犯活動専用車として全国で180台が導入されている(2014年度末現在)。

 今回で2代目となる青パト。初代は前学援隊隊長の籾山金久さんから車体が寄贈されたもので、07年12月に運行が開始した。8年近く使用してきた車体は傷みや汚れが目立ち始め、新車購入を検討。日本財団の資金援助の話が持ち上がり、申請・審査を経て2月16日に新車が導入された。

 青パトを運転するのは、瀬谷さくら小の学校運営協議会部会の一つである「学援隊」。普段は隊員らが交代で、登下校時のパトロールや地域の巡回を週6回ほど実施しており、路上での見守り活動と合わせ、児童の安全と地域の防犯に貢献している。

 出発式には同隊隊員を始め、武藤校長や同財団の担当者、瀬谷警察署員、児童らが出席し、レプリカキーの贈呈などが行われた。

 武藤校長からは、「登下校だけでなく、放課後も地域の安全・防犯の声かけをやってもらってありがたい」と同隊へ日頃の感謝が伝えられ、児童代表の太田陽也君(6年)も「安全に歩けるのは皆さんのおかげです。これからもよろしくお願いします」と話した。

 同隊によると、この5年間は通学時の交通事故がなく、犯罪の発生件数も減少傾向だといい、青パトの活動が結果に表れてきているのではと話している。

 同隊事務局の野口元さんは、「学援隊のメンバーはいろいろな町内から集まって来ていて、地域の繋がりが出来ている」と地域活性の側面を話す一方で、「年配の人も多いため、若い世代の参加をどうしていくかが今後の課題」と思いを口にした。

全国大会で活動を紹介

 青パト活動に関わる人たちが全国から集まり、活動を報告する「全国青パトフォーラムin東京」が2月21日、日本財団ビルで開催され、瀬谷さくら小学援隊員が、青パト活動のほか学習サポーターとして児童らに算数授業の手伝いを行っていることなどを紹介した。

 同財団の渡邉民雄さんは学援隊の活動について、「地域の見守り活動はさまざまあるが、青パトに留まらず授業サポートやアルミ缶回収など、学校と地域が密接に関わっているという点では珍しい。地域の皆さんの関係が深められているのでは」と話した。
 

あいさつする太田陽也君
あいさつする太田陽也君

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