15周年を迎える混声合唱団「ヴァンテアン瀬谷」の団長を務める 舩矢 幸雄さん 相沢在住 78歳
世代越え、歌で一つに
○…混声合唱団「ヴァンテアン瀬谷」の団長を務めて10年。会発足から15年の節目を迎え、5月30日には地元で初開催となる第4回演奏会を実施する。「瀬谷公会堂は音響も素晴らしいので楽しみ。衣装や振付もいろいろ考えてみたんだ」とはにかむ。妻からバトンを受け、スタート時8人だった団員も今や40人の大所帯。年齢層も30〜80代と幅広い。「和気あいあいと良い雰囲気。合唱の道は厳しく遠いが、一段ずつ上がって来ている」。本番に向け、さらに気持ちを高めてゆく。
○…北海道函館市で生まれ育ち、山登りに水泳にと活発に遊び回った。音楽に興味を持つようになったのは家族の影響。姉が歌っていたメンデルスゾーンの曲に惹かれた。「何気なく聴いていたら好きになっていたよ。当時よく聴いていたシベリウスの交響曲なんかは、今ラジオでかかってもすぐ分かる」。上京後は大学のオーケストラでヴァイオリンを4年間担当。音楽に親しむ日々が続いた。
○…技術職の仕事で多忙を極めていた会社員時代、妻が立ち上げた瀬谷区の児童合唱団の伴奏を4、5年ほど務める機会があった。「子どもたちの歌に合わせて弾くことが好きでね」。定年後、再び合唱の道へ。自身はセカンドテナーとして、さらに団をまとめる立場として「自分たちが楽しむだけではダメ。来て頂く方に聴かせられるものを」と意識は全体へと向かう。世代は違っても、「歌が好きな人同士がつながれる」こともまた魅力の一つだ。
○…2008年、福島県安達太良山に妻と登り、百名山を制覇。「登り切った時の爽快感が良い。昔は40kgもの荷物を背負って大変だったけど今は楽」と笑う。旅行も趣味で、昨年は長男一家が住む欧州へ。「以前歌った『フニクリ・フニクラ』に出てくるベスビオ火山が気になってイタリアに寄ったよ。間近で見られて嬉しかった」。自らの興味関心を追求する姿勢は、今後も続いていきそうだ。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>