瀬谷区版 掲載号:2015年7月9日号 エリアトップへ

非行少年の心に寄り添う(中) 学生視点で将来導く この連載は全3回で非行少年を正しい道へと導く活動を取り上げます

教育

掲載号:2015年7月9日号

  • LINE
  • hatena
相談員と打ち合わせをする吉田さん(左)
相談員と打ち合わせをする吉田さん(左)

 非行などの問題を抱える小中高生らに、大学生ボランティアが学習支援などを通して立ち直りを後押しする「大学生少年サポーター」制度。県内では現在16人が神奈川県警察少年相談・保護センターから委託を受け、県内8カ所にあるセンターで月1度ほど勉強を教えている。また、昨年は200回以上行った学校での非行防止教室や街頭キャンペーンにも参加している。

 「勉強を無理強いするのでなく雑談で終わることもある」と話すのは横浜国立大学に通う吉田淳さん(23)。4年前に活動を始め、小学生から高校生までの8人ほどと関わってきた。参考書を持参する子、学校や家庭の愚痴をこぼす子、個々の様子を見てペース配分をしている。「目の前のことでいっぱいの子が大半。『楽しかった』と帰れれば一歩進んだかな」。警察や家族、教師とは異なる立場で接し、長い目で将来を考えるきっかけを作ることに意味があるという。少しずつ心を開き、大学生活に興味を持つ少年の姿もあった。「合格したと手紙をもらった時は嬉しかった」と微笑む。

認めてくれる存在が必要

 非行防止教室で関わった中学校と連携し、授業に参加しない生徒を別室で学習指導することがあった。「通ううちに出迎えてくれるほどに」。教室に行かずとも別室には顔を出すようになったという。「非行少年といっても、接すると他の子と変わらない。一辺倒にならずその子を見ようと意識している」。同センターの阿部敏子所長も「少年は目を向けてくれる大人に興味を持つ。良い面を見つけチャンスを与えてくれる人と会うことが大事」と強調する。

 2006年頃から県内の少年の検挙・補導数は減り続け、昨年は5千人をきった。同制度を導入した10年前の半分以下だ。阿部所長は「県警も年約2千回の非行防止教室や薬物乱用教室で啓発に努めてきた。大学生の活動も減少の力になっている」と話した。(つづく)

田近淳 司法書士事務所

相続・遺言・登記・債務整理・成年後見など法律の悩みご相談下さい。初回相談無料

http://www.tajika.jp/

<PR>

瀬谷区版のローカルニュース最新6

オリックスへの入団決定

横浜隼人佐藤一磨投手

オリックスへの入団決定 スポーツ

「任せられる投手に」

11月21日号

若宮さん、瀬谷で講演

世界最高齢プログラマー

若宮さん、瀬谷で講演 社会

11月21日号

和紙ちぎり絵550点

国立新美術館

和紙ちぎり絵550点 文化

本紙持参で入場無料

11月14日号

マラソン大会参加者募る

区陸上競技協会

マラソン大会参加者募る スポーツ

来年1月に海軍道路周辺で

11月14日号

50回目の口演会

泉区

50回目の口演会 文化

いずみ紙芝居一座

11月14日号

瀬谷センターで祭り

瀬谷区

瀬谷センターで祭り 文化

16日と17日

11月14日号

体験で「仕事」を学ぼう

旭区

体験で「仕事」を学ぼう 文化

24日、南万騎が原駅前

11月14日号

意見広告・議会報告政治の村

  • 境川の護岸整備を推進

    大型台風やゲリラ豪雨に備え 県政報告【9】

    境川の護岸整備を推進

    瀬谷区選出 神奈川県議会議員 田村ゆうすけ

    11月14日号

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

  • 11月7日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月21日号

お問い合わせ

外部リンク