瀬谷区版 掲載号:2015年7月16日号 エリアトップへ

非行少年の心に寄り添う(下) 少年の健全育成目指して この連載は全3回で非行少年を正しい道へと導く活動を取り上げます

社会

掲載号:2015年7月16日号

  • LINE
  • hatena

 非行少年を更生させることも必要だが、まずは少年が非行をしないよう、健全に育てることが重要となる。

 神奈川県内では現在、5市町を除く市町村等の教育委員会が、県警本部と児童生徒の健全育成や非行防止を目的とした連携制度に関する協定を締結している。この協定により、学校と警察が非行の可能性がある少年、また被害に遭う恐れがある少年等の情報を共有し、連携しながら対応していく仕組みを作っている。県内で最も早い2004年11月に協定を結んだのが横浜市教育委員会だ。

 警察との連携というと非行後の対応をイメージしがちだが、あくまで目的は「児童生徒の健全育成と非行防止」と市教委の担当者は強調する。例えば盗癖があって繰り返し万引きをしてしまう少年がいた場合、学校側が協定に基づき、少年に関する情報を警察に提供。氏名や学年組等の学籍、事案の概要といった情報だけでなく、学校が行った少年への対応についても共有する。さらに、警察が少年相談・保護センター等で行った指導も学校に伝え、互いの動きを知り、どのような指導が最も適しているのかを相互に判断しながら対応を繰り返すことで再犯防止につなげていく。市教委の担当者は「警察も(少年を)育てるという視点で取り組んでくれている」と話す。

さらなる連携も模索

 社会状況の変化により少年を取り巻く環境が複雑になる中、2013年度からは児童生徒の安全に向けて地区警察と学校担当者が情報交換等を行う県の学校警察連絡協議会に児童相談所が加わるなど、「県内全体が手と手を取り合って少年を見守っていこうという流れになっている」(市教委)。これまで協定を結んでいなかった川崎市教育委員会では今年2月に起きた中学生が殺害された事件を受け、同様の協定を年度内に結ぶ方針を決めたという。

 「学校や警察に限らず、いろいろな機関の中で考えていかないと、本来の意味での健全育成にはならないのかもしれない」と横浜市教委担当者。少年たちが抱える問題に対応するには、警察や学校を含め、地域全体で少年を見守る体制作りが重要となる。   (了)

田近淳 司法書士事務所

相続・遺言・登記・債務整理・成年後見など法律の悩みご相談下さい。初回相談無料

http://www.tajika.jp/

<PR>

瀬谷区版のローカルニュース最新6

秋の小菊盆栽が見頃に

瀬谷菊友会

秋の小菊盆栽が見頃に 文化

長屋門公園で25日まで

11月14日号

小松亮太さんら出演

タウンニュース社主催

小松亮太さんら出演 文化

タンゴスペシャルコンサート

11月14日号

和紙ちぎり絵550点

国立新美術館

和紙ちぎり絵550点 文化

本紙持参で入場無料

11月14日号

マラソン大会参加者募る

区陸上競技協会

マラソン大会参加者募る スポーツ

来年1月に海軍道路周辺で

11月14日号

50回目の口演会

泉区

50回目の口演会 文化

いずみ紙芝居一座

11月14日号

瀬谷センターで祭り

瀬谷区

瀬谷センターで祭り 文化

16日と17日

11月14日号

体験で「仕事」を学ぼう

旭区

体験で「仕事」を学ぼう 文化

24日、南万騎が原駅前

11月14日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月14日0:00更新

  • 11月7日0:00更新

  • 10月31日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月14日号

お問い合わせ

外部リンク