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外国人親子に日本語教室 2団体が協働で開催

文化

掲載号:2015年10月29日号

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料理の作り方を日本語で考える参加者
料理の作り方を日本語で考える参加者

 阿久和団地第一集会所で10月23日、横浜市国際交流協会と瀬谷区地域子育て支援拠点・にこてらすによる、区内在住の外国人親子に対する日本語教室「おやこにほんごタイム」の第1回が行われた。両団体の協働は今回が初。

支援の必要性を形に

 同協会は2014年度、「就学前の子どもと親の支援に関する取組調査」を実施。外国人親子に対して、子育て支援と日本語支援の両方の必要性を指摘した。これを踏まえ、両団体が協働で日本語や日本文化に触れるプログラムを行うことを決定。各区に先駆け瀬谷区が会場となった背景には、県営阿久和団地の立地の不便さなどがある。就学前の子どもを持つ外国人が多く住んでいるものの、子育て支援拠点や日本語教室に通いづらく、日本語を学ぶ機会が不足していると同協会。さらに、「にこてらす」が元々、同団地で「出張ひろば」を行っていることも開催につながった。

日本語の難しさを実感

 「おやこにほんごタイム」では毎回テーマを設定し、日本語を学ぶ。第1回目は「弁当」。集まった親子らは、紙に描かれたおかずを切り貼りして「わたしのおべんとう」作りに挑戦した。各自の「弁当」について、「これはどうやって作るのですか」と聞き合い、日本語で料理の手順を説明。ハンバーグの作り方について悩んでいたグループは、「形を整えるときはパンパンパンと音で表現」と講師からアドバイスをもらうと、納得していたようだった。

 このプログラムの特徴は、日本での生活が長い「先輩ママ」の外国人をサポーターとすること。加えて、日本語の疑問などもその場で解決できる点にあると同協会の坂本淳事務局次長は話す。「料理など身近なところから日本語を覚えることで身に付きやすく、日常にも生かしやすい」と目的を話した上で、「市内の支援拠点では外国人の利用もあるが、対応に限界もある。子育て支援と日本語支援、両方のニーズがあるのは間違いない。互いのノウハウを生かせたら」と話した。

 今後は11月10日と27日に教室を実施する予定。同協会では瀬谷区での取り組みを検証し、市全体に広げていきたいとしている。

田近淳 司法書士事務所

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