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三陸沖に瀬谷丸を 来春、NPO法人化へ 組織変更し、支援を継続

社会

掲載号:2015年11月5日号

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大槌の海を走る瀬谷丸(2013年6月撮影)
大槌の海を走る瀬谷丸(2013年6月撮影)

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町に定置網漁船「瀬谷丸」を贈った「三陸沖に瀬谷丸を」実行委員会。来年3月に解散し、新たにNPO法人として活動することが、10月25日の瀬谷フェスティバルで発表された。

 「三陸沖に瀬谷丸を」プロジェクトは、形あるもので被災地を支援しようと、瀬谷区の有志が立ち上がったもの。2011年から継続して活動を行ってきたが、今後は別の形で続けた方が良いという声が周囲から上がり、NPO法人化を検討。来春の立ち上げへ向け、現在は手続きなどを進めている。同実行委員会の露木晴雄会長は、瀬谷フェスティバルで壇上に上がり報告。区民への感謝とともに、「これからもご支援をよろしくお願いします」と呼び掛けた。

瀬谷丸の軌跡

 瀬谷区から数人が炊き出しのボランティアなどで被災地を訪れたことがきっかけとなり、大槌漁協と交流が始まった。その中で、「仕事をするための船が欲しい」という漁師の思いを知った有志らが実行委員会を組織。区内で呼びかけ、約3カ月間の募金活動を行った。その結果集まった3625万円を基に、漁船を建造。横浜開港祭で披露するなど、瀬谷区に留まらず横浜市民にも知られることとなった。2013年6月15日、同会メンバーらが大槌町へ出向き、漁協組合や地元住民が見守る中で進水式を実施。3カ月後には初漁を行った。

継続的な活動が評価

 「漁で獲れた魚を食べてみたい」という区民の要望を受け、同年11月には「そうてつローゼン三ツ境店」を会場に、現地で水揚げされた新鮮な魚介類を販売。それに合わせ、募金活動から使用していた瀬谷丸の絵が描かれたマークを商標登録した。

 これらの継続した活動が評価され、「第16回神奈川イメージアップ大賞」の大賞を受賞。かながわボランタリー活動推進基金21による表彰では県知事特別賞を受賞した。

田近淳 司法書士事務所

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