阿久和東の軽費老人ホーム睦荘およびグループホーム朋友つる・かめで11月21日、瀬谷消防署阿久和消防出張所の協力のもと、消防訓練が実施された。
午後1時、睦荘の建物内1階ボイラー室から出火したという想定で、消防訓練が開始。自動火災報知機の警報音が鳴り響く中、職員が消火器を手に「火事だ」と叫びながらボイラー室へ向い、初期消火を行った。別の職員は館内放送で安全な避難を呼びかけ、約50人の入居者は職員とともに無事に屋外へ避難した。
その後、建物の2階でスモークマシンを使った避難訓練が行われた。廊下に煙を充満させた実践的な訓練が始まると入所者や職員からは「何も見えない」と驚きの声が。煙で視界が遮られ戸惑う入所者らに瀬谷消防署員が「体勢を低く、床を這うように。小さいお子さんにはワニのポーズでと教えます」と指導。入所者は職員の手を握り、手すりをつたいながら低い姿勢で避難した。
施設長の相原友宏さんは「『もしも』の時に備え、今回のような実践に近い訓練を、今後も定期的に行っていきたい」と話した。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|