３コースが記されたマップ
瀬谷スポーツセンターはこのほど、瀬谷歴史かるたの札に記された歴史にちなんだ場所を巡るウォーキングコース「せやかるたさんぽ」を考案。瀬谷区でウォーキングを企画・実施する「瀬谷水緑の健康ウォークサポーター会」の名雪勝利会長のアドバイスのもとマップを作成し、区民へ利用を呼びかけている。
瀬谷歴史かるたは、瀬谷区の歴史や民話、名所を題材にした「いろはかるた」で、読み札の裏には歴史について詳細が書き込まれている。１９８０年に区役所と区民が協働で制作し、現在は復刻版と上質版が販売されている。
３コースを楽しむ
今回考案されたコースはフル14Km、フルを分けた北回りのコース11Km、南回りのコース６Kmの３種類。スポーツセンターで受け付けた後、各チェックポイントを回る仕組みだ。瀬谷歴史かるたの札の中から「せ・や・す・ほ・つ・せ・ん・た」（＝瀬谷スポーツセンター）の文字を巡り、その場所に記されたクイズを解いて再びスポーツセンターをめざす。チェックポイントは宗川寺、西福寺、徳善寺など名木古木がある寺社や、つり鐘が有名な妙光寺など11カ所。
同所ではかるたの普及とともに、横浜市が力を入れて取り組むウォーキングポイント事業のポイントリーダー設置施設として、一層の活性化を目指している。担当者は「これまでスポーツセンター独自のコースは少なかった。これを機に気軽に足を運んでもらえたら」と話した。
地図とカードは同センターで配布している。問い合わせは横浜市瀬谷スポーツセンター【電話】０４５・３０２・３３０１へ。
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