ツヨシ「嫁入り」 一般公開は3月19日から
釧路市動物園で飼育されていたホッキョクグマのツヨシ(メス・12歳)が3月1日、よこはま動物園ズーラシア(旭区)に来園した。移動当日は北海道が荒天だった影響で、ツヨシが同園に到着したのは予定時刻より3時間以上遅れた午後8時50分過ぎ。ツヨシの入った檻は到着後すぐ、クレーンでトラックから降ろされ獣舎に移された=写真。到着時のツヨシの健康状態は良好で、新居に入ると早速、サバや野菜を美味しそうに食べる様子が見られた。
ツヨシは北海道の円山動物園で誕生。生後3カ月を迎えるころ外見による性別判断でオスと判別され、オスを連想させる名前が付けられた。05年には釧路市動物園に「婿入り」。しかし、メスを思わせるしぐさが見られ、08年に再度性別を確認したところメスであることが判明した。その後はファンから「ツヨシ姫」と呼ばれ慕われている。
今回、ズーラシアにいるジャンブイ(オス・推定23歳)の繁殖相手として同園に「嫁入り」したツヨシ。飼育担当の伊藤咲良さんは「無事に搬入が終わってほっとしている」と安堵の様子を見せた。一般公開は3月19日(土)から行われる予定だという。
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