三ツ境駅前商店会の「ダイニングキッチン54」で3月9日、区民を対象に「身近な材料で作る洋風ソースの作り方」講座が行われた。
この講座は、商店主が講師となりプロの技を区民に伝授する、瀬谷区役所主催の「商店街 匠の技講座」の一つ。今年度は「フラワーアレンジメント講座」や「自家製コロッケの作り方講座」など5つが企画され、同店は初参加となった。
店主の矢島豪史さんがキッチンに立ち、6人の参加者に向けて一つひとつ手順を説明していった。今回は「スーパーで手に入る材料で簡単にできる料理」というコンセプト。フランス料理で使う「ブールブランソース」の代わりに、オレンジジュースを煮詰める方法が紹介された。完成したソースで魚料理を味わった参加者は、美味しさと手軽さに驚いていた。このほか、パスタの火加減について質問が挙がると、矢島さんは「鍋の中を見て、どんな音や状態なのかを見て覚えると、おいしいものが毎回作れるようになる」とアドバイス。参加者らはプロのコツに感心しながら熱心にメモを取っていた。
以前、同店を訪れたことがあり、今回参加を決めたという鈴木由枝さんは、「楽しく学べました。早速生かせそうです」と充実した表情で語った。指導した矢島さんは「家庭にあるもので簡単に出来るようにとレシピを考えた。少しでもおいしいものを作る手助けになれば」と話した。
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