瀬谷区剣道連盟三ツ境支部で指導を行う黒澤幸恵さん=阿久和西在住=が5月21日、県立武道館で行われた「第8回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会神奈川県予選会」副将の部で優勝。県代表として、7月16日に日本武道館で行われる全国大会へ出場する。
黒澤さんは神奈川県警察所属。日頃は県警察学校=栄区=で教官として指導を行いながら剣道の腕を磨く。また、瀬谷区剣道連盟三ツ境支部でも指導を行っている。
同大会は7月に行われる全国大会の県予選にあたり、個人戦で各部門の優勝者を決め、県代表チームを組む。35歳以上45歳未満対象の副将の部に登場した黒澤さんは、同大会初出場。「全国大会につながる大会だったので気を引き締めて挑まなければと思った」と話す。同部門の出場選手は8人。4人ずつのリーグ戦を勝ち抜き、迎えた決勝戦は「決め手がなく、時間がかかってしまった」と言い、試合は延長戦へ。得意とする上段の構えで面を決め、優勝を飾った。他部門で優勝した選手らとともに県代表となった黒澤さんは、代表メンバーについて「世界で活躍する選手もいて、すごく良いメンバーに巡り合えた」と期待を寄せた。
指導者だった父親の影響で9歳から剣道を始めた黒澤さん。結婚・出産を機に一時離れたが、息子が三ツ境支部で剣道を始めたため、自らも再開。「剣道の楽しさを思い出した」と語る。今回の結果は2人の息子たちも一緒に喜んでくれたという。「子どもたちの見本となれるよう頑張りたい」。神奈川県代表として、全国での活躍を誓った。
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