市政報告【6】 国際的なイベント誘致のために 自由民主党 横浜市会議員 川口ひろ
5月に入り、トルコのアンタルヤ市で行われている花博(アンタルヤ国際園芸博覧会)の視察に行って参りました。これは、同市で今年4月23日から10月30日までの約6カ月間をかけて、約112ha(東京ディズニーランド約2個分)という広大な面積で開催している、国際的な大規模イベントです。
このアンタルヤ市という街は、トルコで最も大きな街であるイスタンブールから飛行機で90分ほどの場所に位置し、トルコの中でも観光業が盛んな街と言われています。花博の会場は郊外にあり、実際に街を歩いてみると見渡す限りの畑。その緑の風景の中にシンボルタワーが見えてくる、そのような光景でした。
広い会場内を回った際に印象的だったのは、未だ工事中の箇所が多いということ。国民性の違いなのだろうかと驚きました。
また、空港から花博の会場まで新しく路面電車が引かれていました。この新しいインフラは、花博が終わった後も市民や観光客などに利用されることが予想されます。街の賑わい作りに一役も二役も買うことと思います。
今回の花博視察には、視察団長の佐藤祐文横浜市会議員、梶村充横浜市会議長を始め、有志の自民党横浜市会議員に衆議院議員坂井学財務副大臣が加わり、花博視察以外に、アンタルヤ国際園芸博覧会大使のErdogan KOK氏との会談が行われました。予定時間を大幅に超えた会談の中で私はKOK大使に対し、瀬谷区選出議員という立場でさまざまな質問を行い、貴重なご意見をいただきました。
2026年以降開催予定の上瀬谷通信施設跡地の一部を使った国際的なイベントの誘致に向け、現在花博を行っているアンタルヤ市を訪問することで、横浜市の現状や課題について考える有意義な視察となりました。その他の視察内容については、次号以降で引き続きご紹介していく予定です。
|
|
|
|
|
|