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横浜甦生病院ふれあいだより【17】 老化による難聴 耳鼻科医師 日賀一成
生理的な老化による難聴を『老人性難聴』と呼びます。高音から聞きづらくなり、徐々に全体的に進行する難聴です。一般的に騒音下での会話などが困難になり、進行すると通常の会話も困難になります。
この難聴の発生に影響している因子としては、遺伝や騒音、喫煙や糖尿病などがあります。薬では改善できないのが現状なので、この難聴はまず予防が大切です。騒音にさらされないこと、禁煙や成人病対策が大事です。日常生活の会話で不自由な時は補聴器が有効なことがありますので、耳鼻科にご相談ください。
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