神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2016年8月18日 エリアトップへ

江戸の「本当の姿」学ぶ 瀬谷西高で公開講座

教育

公開:2016年8月18日

  • LINE
  • hatena
講義を行う菅原教諭(昨年の様子)
講義を行う菅原教諭(昨年の様子)

 時代劇などで描かれる江戸の暮らし。椅子に座って飲み食いする様子を目にすることもあるが、「実際には椅子ではなく、江戸の人たちは座敷に座っていました」と話すのは、瀬谷西高校の菅原邦彦教諭(64)。「百聞は一見に如かず。当時を描いた絵を見て、江戸時代の”本当の姿”を知ってほしい」と呼び掛ける。同校は6年前から地域に向けた公開講座を実施しており、今年は10月から12月の期間で全5回行う。テーマは「絵画資料より見た江戸の生活と風俗」。無名の絵師らによるリアルな描写から、庶民の暮らしぶりを読み取ってゆく。同校で日本史や世界史を教える菅原教諭が教壇に立ち、「江戸名所図会(ずえ)」などを用いて講義を行う予定だ。

 大学時代は史学を専攻し、伊勢神宮や古文書の研究に没頭していたという菅原教諭。いつしか学生たちに教える立場となり、35年が経った。来春、長い教員生活を終えるため、今回が最後の公開講座となる。前々任校で始めたという社会人向けの授業には、「学校は地域に開かれた場所でなくては」という思いが。「大人になると、新しいことを学ぶ機会はなかなかありません。しかし歴史は日進月歩、学説も大きく変わります。極力、その時点での本当のことを伝えられたらと思っています」

 日時は10月8日、22日、11月5日、19日、12月3日。いずれも土曜日で、午後1時30分から3時。定員30人(先着)。受講料1500円。年齢など問わず誰でも参加可。申し込みは同校へ電話【電話】302・9243または【FAX】304・2909で。9月9日(金)締切。

瀬谷区版のローカルニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

平時から災害時までサポート

平時から災害時までサポート

横浜市が避難ナビ

3月28日

利用促進へ官民学が連携

阿久和団地ぽかぽかプラザ

利用促進へ官民学が連携

広報ツールやイベントで

3月28日

義援金を受付

能登半島地震

義援金を受付

赤十字社が12月まで

3月28日

災害に強い地域を目指して

災害に強い地域を目指して

植木区長と網代会長が対談

3月28日

4月から「瀬谷区版」は「旭区・瀬谷区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「瀬谷区版」は「旭区・瀬谷区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook