本郷を拠点に活動する少年野球チーム「リトルジャイアンツ」(高橋功監督=人物風土記で紹介)が10月10日、「東京ガスエコモ旗争奪第38回横浜市各区対抗親善少年野球大会」で優勝した。失点は5試合中5点と少なく、投打のバランスの良さも勝利につながった。
同大会は各区から1〜3チームが参加し、9月3日に開幕。トーナメント方式で32チームが戦った。瀬谷区からは同チームのみ参加し、今回が初出場だった。
9月17日に初戦を迎えた同チームは弘明寺北ノ前少年野球部(南区)と対戦し、10対0で突破。2回戦の並木メッツ(金沢区)も10対0で下した。3回戦の仏向ベアーズ(保土ケ谷区)は3対1、4回戦の上柏尾コンドルズ(戸塚区)は7対2と相手に得点を許したが手堅く点を重ね、決勝へと進んだ。
「優勝するぞという意気込みで大会に臨んだ」という高橋監督。相手は昨年練習試合をしていた大正少年野球部(戸塚区)。決勝戦の会場は、急きょ変更され横浜スタジアムとなったため、「雰囲気に飲まれないように、また、球場が広いためボールが抜けたら皆でカバーし合おうと伝えていた」と振り返る。慣れない環境でも落ち着いていたナイン。2回裏に1点を先制した直後3回表で相手に本塁打を打たれ、同点に追いつかれたが、動揺はしなかったという投手の篠崎叶多キャプテン(12)。「キャッチャーが良い指示をくれ、守備がよく動いてくれて投げやすかった」と話した。後半、相手投手の交代で流れが変わり、5回と6回に1点ずつ追加。7回表、長打で1点返されたが、続く打者を確実に抑え3対2で初優勝した。
大会を振り返り、高橋監督は「全5試合で5失点に抑えられたのが大きかった」と評価。守備の動きのほか、下位打線の好調さを挙げ、「全体的にバランス良く打つことができた」と、最後まで集中力を欠かず試合に臨んだ子どもたちをねぎらった。エース投手として活躍した篠崎キャプテンは、「今年初の優勝ですごく嬉しかった」と笑顔。今年の区大会は春、夏と準優勝だった同チーム。「次は瀬谷区の一番を取りたい」と話し、今後の活躍を誓った。
同チームではともに汗を流す新入部員を募集している。詳細はHP【URL】http://www.ikz.jp/hp/little-g/へ。
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