市政報告 小さな声を聴く力、声をカタチに! 教育委員会報告から 横浜市会議員 かのう重雄
私は昨年度、こども青少年・教育委員会に所属し、様々な課題について議論や提案をしてきました。その一部を紹介いたします。
■いじめ相談窓口を開設
福島原発事故で横浜市に避難した生徒のいじめ問題を受け、いじめの被害等を学校を通さず教育委員会に直接訴える電話相談窓口「学校生活あんしんダイヤル」が開設されました。
電話相談に対応するのは、いじめ解決に取組む福祉の専門職スクールソーシャルワーカーです。
受付は、火曜から金曜日の9時から12時と、13時から16時まで。
電話は、045・663・1370。時間外の留守番電話の対応や、連絡先などを残すと担当者から相談者に連絡が入ります。
■アレルギー対策を推進
横浜市は、学校給食等のアレルギー疾患の児童生徒への対応、食物アレルギー対応の安全性向上を目指しマニュアルの改訂を進めてきました。
しかし昨年8月、献立の冷凍食品が原因となって、アレルギー事故が発生。
その際、私から事故などの反省を踏まえた改善策を既存マニュアルに盛り込むように提案しました。
その結果、「アレルギー疾患の幼児児童生徒の対応マニュアル」として、名称と併せて改訂されました。
また、事故発生時の全庁的な対応マニュアルも提案。
その結果、「横浜市保健所等食物アレルギー事故対応マニュアル」が、横浜市で初めて作成されました。
○災害用トイレの拡充
災害用ハマッコトイレは、地震の影響で水洗トイレが使用不能となった場合でも、学校内に設置された専用のマンホールのフタを開け、その上に便座を組み立てて、地域防災拠点等で衛生的に使用できる仮設トイレです。
私も長い間、要望を頂き以前より瀬谷区内への導入を推進してきました。
昨年は、三ツ境小学校に設置。今年中には瀬谷第二小学校に整備されます。
さらに、来年度中の設置を目指し、上瀬谷小学校や(旧)日向山小学校。そして、原中学校の設計にも今年度着手する予定です。
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