横浜瀬谷ロータリークラブの会長に就任した 依田 紀久子さん 南台在勤
楽しく学び、奉仕に活かす
○…1970年に発足し、様々な奉仕事業を展開する横浜瀬谷ロータリークラブの第48代会長に7月1日付で就任した。女性として初の会長だが、特別に意識はしていないそう。「性別は関係ない。ロータリークラブの『奉仕』と『親睦』の精神を持っていれば、それで良いと思うんです」と、冷静に就任を受け止めている。新年度は、瀬谷駅や三ツ境駅に設けている「せやまる文庫」の充実、青少年の奉仕団体「インターアクトクラブ」の立ち上げを目指している。
○…知人に勧められて、2001年に入会。ロータリークラブに入っていた父親の影響もあり、かねてから「地域に根付いた活動をしたい」と考えていたという。会員には異業種の経営者や各分野の専門家が名を連ねており、交流を通じて学びを深め、自身の成長に繋げてきた。国際経験を積む機会も多く、6月には米国で開かれた大会に足を運んだ。「流暢な英語は喋れないけれど、ジェスチャーを交えて交流して」とニンマリ。「ロータリーは、受け身にならず積極的に活動していれば、多くのものを得られる」――。楽しみながら大いに学び、それらを奉仕に還元してきた。
○…生コンクリート製造で培った技術を生かし、工事現場の問題解決を提案する(株)依田儀一商店の代表取締役。父親から1998年に会社を継ぎ、社長に就任した。品質第一やチャレンジ精神を謳った経営理念は、社員と考えたもの。「何事も自分の考えをベストだと思わず、多くの人の声を取り入れながら、より良いものを目指していければ」
○…生まれは瀬谷区。現在は夫・娘と旭区で暮らす。趣味は旅行で、海外の鉄道に乗ることが楽しみの一つ。チャレンジ精神が強く、今は外国人とのコミュニケーション能力を高めるために、外国語を学びたいと考えている。「人生は一度きり。色んなことに挑戦して、自分を成長させていきたい」と目を輝かせた。
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