ろう者のスポーツの祭典「デフリンピック」の陸上男子4×100リレーで金メダルを獲得した三枝浩基さん(26・橋戸在住)が、横浜市スポーツ栄誉賞を受賞した。8月31日に市庁舎で贈呈式が執り行われた。
同賞は、オリンピックとパラリンピックでの上位3位や、両大会に準ずる大会で顕著な功績を残した人に贈られる。過去に体操・白井健三さんなど42人が受賞している。今回は7月にトルコで開かれたデフリンピックで、同競技の日本ろう新記録(41秒66)を達成して金メダルを獲得した三枝さん、陸上女子棒高跳び銅メダルの滝澤佳奈子さん(保土ケ谷区)、マウンテンバイク女子クロスカントリー銅メダルの早瀨久美さん(西区)が選ばれた。
贈呈式では、林文子市長や(公財)横浜市体育協会の山口宏会長、横浜市会の松本研議長から3人に賞状や記念の盾が贈られた。
受賞について三枝さんは「栄誉ある賞をもらえて、とても嬉しい。金メダルをとれたのは、横浜から応援してくれた人たちのおかげです」と感謝を表明。さらに今後は「新しい歴史を作りたい」として、同競技における世界ろう記録(41秒10)の更新に意欲を見せた。また30歳で迎える4年後のデフリンピックでは、リレーだけでなく、個人100mでのメダルも狙うとした。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|